高山市(岐阜) 火山(1379.0m) 2021年5月15日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 7:37 林道終点−−8:01 火山−−8:17 林道終点

場所岐阜県高山市
年月日2021年5月15日 日帰り
天候
山行種類籔山
交通手段マイカー
駐車場林道終点に駐車余地あり
登山道の有無ほぼ無し。尾根上に微かに道の痕跡あり
籔の有無根曲がり竹がメイン
危険個所の有無無し
山頂の展望無し
GPSトラックログ
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コメント「かざん」ではなく「ひやま」。軽くネット検索して金山谷から延びる林道終点から夏道があると思ったらまともな道が無く、微かに残った道の形跡で根曲がり竹を漕いでの登山となった。山頂には手製の山頂標識あり




標高1110mの林道分岐。直進はゲート。火山は右のダート 林道終点手前に駐車
林道終点。手前に泥濘あり 林道終点から右の沢。目印があるが道は無い
中央の尾根取り付き。植林関係の標識あり 最初だけ薄い道があり左の沢へ続く
道が無い尾根を直登 徐々に根曲がり竹が登場
標高1270m付近 標高1330m付近。根曲がり竹が濃くなる
標高1360m付近 山頂は間近
火山山頂 低い位置の山頂標識
雪がある時期に付けられたと思われる標識 林道終点へ戻る
駐車箇所 林道入口には登山者の車あり


・読みは「かざん」ではなく「ひやま」。傘山とは尾根続きであり、両者の中間付近から傘山にかけて送電線が通っているので、送電線巡視路を利用して両者を絡めて登ることも可能だろう。今回は火山単独で登ることを考えてルートを決定した。

・ネットで調べると火山には夏道があるようだ。金山谷沿いに延びる林道終点からで、林道のどこまで普通車で入れるのかは不明。いつもの調子で入れる所まで車で進むことにする。

・県道をカーブで別れて舗装された林道へ。予想外にいい道だったが広場のある場所でゲートが登場。現在位置を確認すると目的の林道はゲートが無い右へ入るダートらしい。なおも車で入ったが路面状況は思わしくなく、普通車では不可能ではないがお勧めできない。しかし何だかんだで終点まで入ることができたが、直下に泥濘があって帰りが不安なので泥濘より手前に駐車した。

・林道終点に戻って周囲を見渡すが、右側の沢沿いに目印はあるものの登山道らしき筋は見られなかった。しかし尾根上には地面に置かれた植林関係の標識と薄い踏跡が見られたのでそれを辿ってみるが、尾根に乗ったと思ったら左手の沢の方へトラバースしてしまう。ほとんど当てにならない踏跡に頼るのはやめて、この先は尾根上を進むことにした。

・最初は藪が無い植林帯だったが傾斜が出てくると同時に早々に根曲竹が出現。最初から藪漕ぎかぁと思ったら道と判別できるほどのレベルではないが、尾根直上には根曲竹が薄い筋が存在した。もしかしたら昔は植林作業用の道があったのかもしれない。

・その筋は不明瞭ながらずっと先へと続いていた。所々で島のように根曲竹が無いエリアが登場して一息つけるが、逆に筋の続きがどこなのか分からなくなり、「島」が消えて根曲がり竹の藪に突っ込むときに苦労する。藪の中で右往左往していると偶然にも筋にぶち当たる。そんな繰り返しだが基本的には高度が上がると徐々に藪が濃くなってくる。

・標高1330m付近で藪が薄い筋が消えて本格的な藪漕ぎを覚悟したが、その先で再び根曲竹の薄い筋に再会。下りでこのルートをトレースすのは困難だが、登りではかろうじて見分けることが可能。獣道だろうか? 山頂までとにかくこの道を逃さぬようトレースすることだけを考えた。後から考えてみれば、山頂まで筋が続いていたということは獣道ではなく昔の人間の道の痕跡の可能性が高そうだ。

・傾斜が緩めば山頂は近いが、背の高い根曲竹で周囲の展望は皆無で地形の確認ができず、最後はGPSの手助けが必要だった。

・火山山頂は昔に刈り払ったのか根曲がり竹が切れて開けた場所だった。山頂標識は低い位置に白いものが一つ、木の高い位置に木製の文字が消えた古い標識が1つあった。高い位置のは積雪期に取り付けたものだろう。薄っすらながら傘山方面に藪の薄い筋が見られたが道と言えるような代物ではなく、どうやら火山にもまともな登山道は無いようだった。

・帰りは往路を戻る。車に到着してガタガタの林道を下っていると男性3人パーティーがザックを背負って上がってきた。ここで見かけるということは火山が目的地としか思えないが、登山者がいるということは登山道があるのだろうか? それとも藪山愛好家だったのだろうか? むこうはガタガタの道を普通車が下ってきて驚いたことであろう。

 

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